先日、日本語版FileMaker9シリーズが発売になりました。http://www.filemaker.co.jp/
弊社で提供するシステム開発に関しましては、2007/10/1以降の開発着手分から、新バージョン FileMakerPro9ベースでの開発に対応させていただきます。もうしばらくお待ちください。
既に8や8.5で開発させていただいたお客様で、License本数を増やす予定のお客様は事前にご相談くださいますようにお願いいたします。
細かなところで8.5と9の間では不具合があり、完全に上位互換とはいかない部分もあるようですので、当面はそのままでの運用を強くお奨めいたします。
新バージョンで私が特に注目している機能は二つです。
一つはORACLEやSQLと連動機能が強化されている点、もう一つはPHPを正式にサポートしたことです。
ORACLEやSQLとの連動は、基幹システムや他の部門システムとデータ連動することにより、社内の情報の一元管理が更に進めることができそうです。
PHPの正式サポートは、WEBデータベースエンジンとしてのFileMakerの活躍の場が広がりそうです。
http://www.filemaker-dev.com/article/10728695.html
http://www.filemaker-dev.com/article/13025376.html
webデータベースとしてのFileMakerは上記の記事でも書きましたが、可能性を広げてくれます。
しかし、以前はFileMakerの知識に加え、PHPの知識、スタイルシートの知識、間を繋ぐサードパーティーソフトの知識などが必要だった上、手間も大変かかるものでした。
この敷居が今回のバージョンから大幅に低くなりますので、多くの開発者さんがFileMakerで動くwebシステムを作成できるようになることは間違いなく、ちょっとわくわくします。
いづれの機能もFileMakerの活躍の場を大きく広げてくれそうで、今後の開発が非常に楽しみです。