2007年05月17日

アスキードットピーシー

4月24日発売号からちょっとしたツールの紹介を、アスキードットピーシー上で連載しております。(http://asciidotpc.jp/)



今回は機器管理ツールということで、社内にあるクライアントマシンや、ネットワーク、プリンタなど管理するためのツールです。

雑誌上では、誌面の関係もあり、主に使い方の説明になっていますので、ここでは、もうちょっと技術よりのお話でも書こうかと思ってます。



今回のツールの目玉は2つ。

1. 文字通り、パソコン1台1台の管理が簡単にできること。

2. 関連するネットワーク機器のメンテナンスも簡単に。



1.については、弊社で販売予定のシステムを元に作っているので当初とても項目が多かったのです。

そのシステムは、人が一つ一つの項目を入力するということではなく、マシンが自動で吐き出す設定ファイルをファイルメーカーに取込むという仕様です。ありとあらゆる情報が入ってきます。

しかし、今回はユーザーの方がご自身で入力されるという前提です。

ですから、かなり項目は絞り込みました。この絞り込みのときは、弊社のサーバ管理者君たちに協力してもらいました。

気軽に質問できるユーザーが側にいるのは心強いですね。



2.については、Webビューワを使うことで、設定画面まで触れるように設定しました。接続していないときにどんな画面にするかでちょっと知恵をつかいました。

といっても、FileMaker社のWebビューワのサンプルからアイデアは拝借してます。



こう書くとすらすら出来たようにみえますが、実は、テーブル構成で悩んだことがありました。

機器のマスタとなるテーブルの持ち方です。

マシンのカテゴリーを持って、クライアントマシンも、ネットワーク機器も同じテーブルにいれるか、分けてしまうか。



同じテーブルに入れた方が、マシンの種類にこだわらず一覧が印刷できたり、いろいろ便利なことが割と簡単にできます。

でも、そのかわり、コンビュータの検索結果にネットワーク機器が入らないようにしたりする工夫が必要です。

時間が許せば一つにしたのですが、結果、締め切りもあり、今回は分けることにしました。



現在は、5月発売号に向けてファイルを準備中です。次回は、両方のファイルの連携技をご紹介します。

posted by riki at 17:28| 開発者日記 | 更新情報をチェックする