A.大きく分けて
1.ハードウェア
2.ファイルメーカーライセンス
3.開発費
という上記3つの費用が必要です。
それぞれについて詳しく解説していきます。
まず、ハードウェアにかかる費用ですが、ご利用人数分のパソコンなどの端末とサーバーになります。
現在はほとんどの企業で、社員一人に一台のパソコンが支給され、LANも構築されているでしょうから、その端末をそのまま利用することが多いです。
サーバーは、大変安く提供されてきていますので、利用人数や扱うデータ量にもよりますが、30万円から100万円程度見ておけば問題はないと思います。
ごく少数で利用する場合は、サーバーが不要なケースもあります。
次にライセンス費ですが、サーバーが99,000円、クライアントが利用端末×38,000円となっています。
webブラウザでの利用や、iphoneでの利用をする場合は、クライアントライセンスが不要ですが、その分サーバーのライセンスが上がる仕組みになっています。
最後に開発費ですが、これは本当にピンキリで、ご相談くださいとしか申し上げられないのですが、
せっかくのFAQコーナーなので、もう少し詳しく書いてみます。
開発費用というのはいわば、システムの開発に関わる時間そのものなわけでして、
開発するシステムが大変であれば費用は上がり、簡単であれば下がります。
では、どんなんが大変なの?ってことになりますが、大企業で利用人数が多いとたいへんなのかというと
実はそうではありません。
開発するシステムがカバーする業務の範囲や種類、利用する人たちの権限の種類が多いと大変になります。
簡単にいうと、500人で使う請求システムより、30人で使う見積・請求・発注・支払・承認フローシステムの方が大変だということです。
では、どうすればいいの?って話ですが、
やりたいことと予算をお話しいただければ、弊社にて、全部やった場合の予算と、予算内でできること&順次機能追加していくプランをご提示します。
このあたりはまた、別の機会に詳しくお話ししますが、やりたいことに対して予算が足りない場合、たいてい、あまり必要ではない機能が予算を押し上げたりしますので、必要最低限のものから組み上げて、良いころあいで止めましょうというご提案をしています。
で、結局のところ予算感はいくらなの?
という答えとしては、過去の実績から考えると、概ね50万円から1000万円程度が多く、特に300万円から600万円に集中しているという感じです。