ものすごくお久しぶりな感じで申しわけないのですが、
セキュリティ向上のお話を少しします。
(1)では、簡単にできる対策ということで、アカウント名を日本語にする
(2)では、ログインを2回行う(ベーシック認証&個人認証)仕様にする
という方法をご紹介しました。
今回はもう少し強固な対策です。
と、いっても使い古された方法なんですが、macアドレス制限かけるという方法です。
macアドレスというのは、NICについている番号のこと。詳しくはこちら
NICというのは、LANケーブルがささっているあの部品のことです。
現在は変更できる機器も販売されてしまっていますが、一応、唯一の番号が振られていますので、
パソコンを特定できると考えて差し支えないでしょう。
ファイルメーカー(FileMaker)はこのmacアドレスをログイン時に取得することができるので、
システムの利用を許可するパソコンのmacアドレスをあらかじめ登録しておき、
登録されているパソコンからしかシステムを使用できないという方策が取れます。
割と簡単です。
ただ、前述したようにmacアドレスを変更することができる機器が出回っているので、
ユーザーには、macアドレス制限をかけていることは内緒にしておくほうがよいようです。
セキュリティ対策全般に言えることではありますが、これで万全という対策はないので、
いくつかの対策を重ねておくことが重要です。
また、逆に、
業務で使う道具である以上、使いにくくなったり、管理が大変にならないという条件も
同時に満たすことも重要で、そのバランスのとり方が難しいのですが、
ご紹介した3つの対策は、なかなかいい線いっていると思います。
皆さんが現在お使いのファイルに追加することも可能ですので、ご興味を持っていただけたら、
ぜひ、お気軽にご相談ください。